
THE LADY SHELTERS

Topics
2021.12.08 2nd Album
「Almost Famous」
CD & DIGITAL Release!
【収録曲】
1.START UP
2.ELECTRIC LADYSHELTER
3.シャンパン&リーフ・アルファ
4.Wild Biggest Pandas
5.メロディ・イン・ブルー
6.アイ・ラヴ・ユー
7.ヴェルヴェット・サイドカー
8.フルーツパーラー東京
9.ロックン・ドリーム・ビリーバー
10.ローリング・サンダー・デビュー
11.Blue Moon Part II
ロックンロールミュージックの未来が回り出した!
前回のDIGITAL SINGLE 「ELECTRIC LADYSHELTER」 配信開始の際、ロックンロールの未来を予感させてくれた、The Lady Shelters から、今度はニューアルバム 「Almost Famous」のミックスダウン音源データが、私の元に届いた。
1990年代以降、過去の音楽への“オマージュ”がよく取り沙汰されるが、最近のヒットチャートを賑わせているどの グループのサウンドやメロディからも、過去のPOPミュージックの影響を感じない日はない。HIP HOPミュージックの“ サンプリング”に代表されるように、“組み合わせ”あるいは“コーディネイト”にも似た音楽の作り方が、感じられる時代である。 また、1980年代までは音楽スタジオ並みの音質を得るには、$100,000以上の 設備が必要だったのに、現在はプロフェッショナルな音楽制作ソフトウエアも安価に$300くらいから手に入る時代だ。
だがしかし、「簡単に音楽が作れるようになったか?」と問われれば、その答えは No! だ。 誰だって鉛筆や絵の具は手に入っても、ゴッホやピカソやアンディウォーホールになるのは大変なのと一緒である。 問題は、最新の道具を使ってオマージュやサンプルをどう他人に聴こえさせ、感じさせるかだ。
The Lady Shelters のニューアルバム「Almost Famous」には、その答えがあった。 オマージュに溢れたサウンドや、60's〜80'sのRockカルチャーそのものを捉えた言葉を、彼女たちはデジタルなカンバスに 見事に“有機的”に落とし込んでいる。
「パパ!あなたがRockカルチャーに抱いた夢は、間違っていなかったよ!」 そうMIZUKIの声は伝えているようであり、 ロックンロールミュージックが、最もロマンチックな“メディア”の一つである事をも、このグループは証明して見せて くれている。ロックンロールの未来はすでに回り始めた!
音楽愛好家 K
2021.6.21 2nd single
「ELECTRIC LADYSHELTER」
Digital Release&MV公開!
ロックンロールミュージックの未来が此処に
ロックンロールが産まれたとされている1950年代から、約70年が経とうとしている2021年6月中旬のある日、私のMac Bookに「The Lady Shelters 」のニューシングル「ELECTRIC LADYSHELTER」のミックスダウン音源データが届いた。
私がロックンロールミュージックの洗礼を受け、夢中なった1970年代には、ドキドキしながらアナログレコードをターンテーブルに載せ、針を慎重に落とすという“儀式“があり、レコード盤という“黒いビニールの塊”を愛おしく感じたものだ。ビニールの塊はアーティストの匂いや、温度や、空気や、思想、ファッションを届けてくれる、いわば偶像の様に愛すべきものであった。
現在の私は当然、形の無いデータを音楽ソフトウェアに読み込ませて、再生させて行く事がほとんどであり、そのデータには、ビニールの塊ほどの重さも無い。
音楽はもはや“情報“だという意見がある。そうかも知れない。だから、昨今のアーティストは、ビニールの塊ほどのアドバンテージも纏えないのだ。「現代のアーティストは不利で可哀想だな。」そんな風に考えていた私だったが、「ELECTRIC LADYSHELTER」を再生し終えた瞬間、そんな考えは消え去った。
「やられた!!」そのサウンドには、古き良きロックンロールへのオマージュと共に、紛れもない現代の空気感があり、温度・湿度感があり、エロティシズムや遊び心に溢れていた。
ロックンロールの文字どおり、五感を“揺さぶる力“があったのだ。
ただの懐古主義では無い、今の若者達ならではの“UP DATE“されたロックンロールだ。デジタルにそれらを封じ込める術をしなやかに纏っている。品行方正J-POPに食傷気味の私に、“STAND UP”するエネルギーを与えてくれたのだ。
ロックンロールのDNAは、正に彼女達に受け継がれている。
ロックンロールの未来が此処にあった!
音楽愛好家
2021.1.30 1st single
「Rolling thunder debut」
Digital Release!
「日本のロックンロールは生き続ける。」
彼らのプレイバックを聴きながら、私はそう感じた。
産声を上げる瞬間を見届けられた私は、幸せモノだ。
「フェイセズのロッド・スチュワートが好き。海を渡る前でギリギリかな~、、」
レコーディングの最中に、ヴォーカルのMIZUKIが語ってくれた言葉だ。
足の爪先から頭の天辺までロックに入り浸りの少年時代を過ごした私としては、ロックを話題にして若者と語り合えるのがとても嬉しかった。
その反面、少しばかり心配もした。
この子の歌は、現代の日本人の心にちゃんと響くのだろうか、と。
しかし、その心配は全く無用だったことを、後に知ることになる。
「この5分間に、君の音楽人生すべてをかけて歌いなさい。」
私が、ヴォーカルルームに入る直前のMIZUKIに投げかけた言葉だ。
これから歌う人間にとって、非常に厳しい一言だったと思う。
もしかすると、プレッシャーに負けて、本来の実力すら発揮できなくなるかもしれない。
そういう人間を、過去に何度も見たことがある。
しかし、私は大きく賭けてみた。
何故なら、彼女のハートに、静かに燃える青い炎を見た気がしたから。
そして、彼女は見事に歌い上げたのだった。
スタジオに居合わせたメンバー、スタッフ全員が、MIZUKIの想像以上の世界に魅了された。
夢や憧れ、挑戦と諦めの狭間にある、焦りや葛藤。
さまざまな感情が豊かに滲み出た歌声は、スピーカーを飛び越えて、私たちのハートに直接訴えかけてくる。
ホンモノだ。
彼女自身にとっても、自分の新たな可能性に出会い、更なる進化を遂げるための、大切な一曲になったのではないだろうか。
この見事な歌を、あなたにも、是非、一聴して頂きたい。
The Lady Sheltersは、サウンド面についても、造詣が深い。
ロックミュージシャンに対して”造詣が深い”という言葉を使うのは不適切かもしれないが、それが彼らのサウンドから受けた印象だ。
ドラムの吉田アカリは、スネアポイントでハイハットを抜く、チャーリー・ワッツスタイル。
本人曰く、「ただモノマネをしてるのではなく、シャッフルでビートを感じていると普通の8ビートでは叩きにくいから抜いている」とのこと。
ベースのKentoは、一発でOKテイク。
一度も弾き直すことなくレコーディングを終えた。関心である。
仕事の速さもさる事ながら、的確なタイム感でロックンロールビートを支えつつ、歌と楽器を滑らかに繋ぐキーマンだ。
ギターのJICOOは、作詞・作曲・編曲を手がける、バンドの要である。
幅広い音楽の見識を、バンドに集約させる司令塔だ。
自らもマイクを取り、ギターを弾き、鍵盤を叩くマルチプレーヤーで、サウンド面において欠かせない存在である。
バンド結成から約1年。
ただただ純粋にロックンロールを愛し、奏でる彼女達が、ローリングサンダーデビューする。
音楽愛好家 Y 談
Profile
2019年8月結成。
Vo. MIZUKI
Dr. 吉田アカリ
Ba. Kento
Gt. JICOO
吉田アカリとKento のオーセンティックなR&Rビートに、JICOOの攻撃的なギターが色をつける。そのサウンドに乗った、パワフルで甘味な美月のヴォーカルが聴くものを虜にしていく。
彼女たちのYOUTUBEチャンネル、“THE LADY SHELTERS” ではチャック・ベリーや、ザ・ローリング・ストーンズをはじめとした、 カバー動画をバズらせており、洋楽ロックファンはもちろん、近年のロックバンドを聴いている人にも、新鮮な衝撃を与えている。
結成からわずか2年だが、今後の活動からは目を離せない。
▶︎The Lady Shelters YOUTUBE Channel
彼女らへのファンの熱は更なる盛り上がりを見せ、ツアー、フェス等での話題の的となることは必至である。
The Lady Shelters Official Site :
https://theladyshelters.wixsite.com/tlsweb